飲料製造工場のDX例(FOOMA JAPAN 2022 出展内容)

Edgecrossコンソーシアムでは、ワーキンググループ活動において食品製造業の課題を解決するソリューションの構築を推進。FOOMA JAPAN 2022ではその一端を紹介しました。

FOOMA JAPAN 2022

出展コンセプト

Edgecrossのコンセプトである「つながる」「ひろがる」「かんたん」をテーマに、各社のソリューションを組み合わせ、飲料製造工場の製造工程・検査工程の食品DXデモをFOOMA JAPAN2022に出展しました。
異なるメーカーの機器や新旧型式の混在による異なるデータを吸収し、規模に応じてスモールスタートから容易に拡張することができるオープンなプラットフォームをEdgecrossでは提供します。

デモ概要(飲料製造工場のDX例)

現場の多様なデータを収集、セキュリティを考慮した状態でクラウド連携しデータ活用できるデモを実演しました。

【製造工程(調合)デモ】

  • 飲料製造調合タンクの設備状態を監視し、クラウド上のAIで異常を検知。異常検知した信号は現場のPLCへフィードバックを行い、正常状態に戻すことが可能。
  • 攪拌撹、ポンプ、コンベアなど生産工程で稼働する各種設備の温度、電流値、振動や音のデータをもとに故障予兆を検知。稼働率の改善やメンテナンスの効率化を実現可能。

【検査工程デモ】

  • 飲料瓶の箱詰作業を想定したデモ。瓶の並びを間違えないように、AIカメラでパターンマッチングを行い人作業のミス防止・作業支援が可能。
  • 検査作業結果をクラウドに記録することで、作業課題の見える化、作業品質・稼働率の向上が可能。

デモシステム構成の図

参加メンバー

日本電技株式会社、三菱電機株式会社、ブレインズテクノロジー株式会社、
リコーインダストリアルソリューションズ株式会社、
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社、株式会社サトー、トレンドマイクロ株式会社、
株式会社パトライト

展示紹介動画

「つながる、ひろがる、かんたん」をキーワードに食品製造DXを実現

Edgecrossコンソーシアム(全体コンセプト)

サイバーセキュリティの観点で食の安全を保護

トレンドマイクロ株式会社

食品製造現場のセンサーから制御盤までのデータを繋ぎDXを支援

日本電技株式会社

人による目視検査負担軽減とトレーサビリティ管理へ貢献

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社

FOOMA JAPAN 2023に私たちと参加しませんか?

来年度の「FOOMA JAPAN2023国際食品工業展:2023/6/6/~6/9」にも出展予定です。
ぜひ、Edgecrossと連携を検討いただける企業さまはお気軽にお問い合わせください。