活用シーン

ものづくり改革をより高度に、より効率的に。

Edgecross基本ソフトウェアをプラットフォームとして、会員各社から提供される豊富なデータコレクタ、エッジアプリケーション、ITゲートウェイなどを目的に応じて組み合わせることで、製造現場のさまざまな課題を解決できます。

通信規格が異なる生産設備のデータを一元管理。

設備ごとに異なる通信規格の差異を吸収し、工場全体の生産設備データを整理。一元管理を容易に実現できます。

課題

通信手段がさまざまで、
生産データの一元化が困難

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工場においては新旧、多種多様な設備が存在し通信手段もさまざま。稼働データの一元的な取得には多大な労力を要し、生産性向上のための現状把握が容易ではない。

対応

通信規格を問わずデータを取得し、
現場を見える化

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製造業で広く使われているCC-Link IEやEtherNet/IPをはじめとする各種通信規格に対応した「データコレクタ」が会員各社から提供されており、あらゆる設備のデータ取得が可能です。さらに「Edgecross基本ソフトウェア」のデータモデル管理機能が、取得データを意味あるデータへ抽象化し、設備を階層的に管理。これにより「エッジアプリケーション」が生産現場のデータを一元管理しやすくなり、容易に稼働データの見える化などが実現できます。

リアルタイムの不良検知で品質歩留まり向上。

分析機能やAIを搭載したエッジアプリケーションを組み合わせ、リアルタイムに不良原因を検知する仕組みを実現できます。

課題

手戻りや廃棄が減らず、
ロスコストが増加

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製品に傷や色ムラが発生し、手戻りや不良品の廃棄などによるロスコストの増加を招いている。生産工程において不良品の原因となる挙動をリアルタイムに検知し、発生を最小限に食い止めたい。

対応

不良の原因をリアルタイムに検知し、
即座に対応

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「Edgecross基本ソフトウェア」のリアルタイムデータ処理機能が、生産設備から連続発生するデータをリアルタイムに一次処理し、分析可能な時系列データを生成します。「エッジアプリケーション」がこの時系列データをリアルタイムに分析し、不良発生の起因となる挙動を検出。そして「Edgecross基本ソフトウェア」がこの検出結果を受け取り、「データコレクタ」により生産現場へフィードバックすることで不良品発生の原因を把握、不良品発生を抑制します。

膨大なデータをクラウドに蓄積。高度に解析し予知保全。

高度化するITシステムと協調し、バリューチェーン全体のデータを解析。予知保全により稼働率を向上できます。

課題

設備データをITで分析したいが、
連携は困難

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故障の兆候に気付かず設備を稼働させ続け、故障時に長時間、生産を停止させてしまった。データ分析により故障の兆候を捉えて対処する予知保全を実現したいが、そのために生産設備の稼働データをITシステムで利用するのは難しい。

対応

最先端のITシステムで
設備の稼働率を向上

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「ITゲートウェイ」を介して生産設備の稼働データを容易にクラウドサーバに蓄積。クラウド上のAI分析サービスにより蓄積された膨大な生産設備稼働データを分析し、故障の徴候を検出します。稼働率の向上を実現できます。

さまざまな開発キット

エッジアプリケーションやデータコレクタ、ITゲートウェイの開発を多彩なツールで支援しています。開発したアプリケーションは、「Edgecrossマーケットプレイス」にて販売することができます。

ソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)

「エッジアプリケーション」を開発するためのキットです。各種ライブラリ、サンプルソースなどから構成されており、簡単にエッジアプリケーションを開発することが可能です。

データコレクタ開発キット(DDK:Data Collector Development Kit)

「データコレクタ」を開発するためのキットです。各種ライブラリ、サンプルソース、テンプレートなどから構成されており、簡単にデータコレクタを開発することが可能です。

ITゲートウェイ開発キット(GDK:IT-Gateway Development Kit)

「ITゲートウェイ」を開発するキットです。各種ライブラリ、サンプルソース、テンプレートなどから構成されており、簡単にITゲートウェイを開発することが可能です。